報道発表
Sport for Tomorrow
(フランス:フェンシングクラブチーム一行の訪日)
1 外務省は,平成28年度スポーツ外交推進事業として,4月29日から5月6日まで,フランスのムーラン・フェンシングクラブチームのジュニア選手8名,コーチ2名及び役員1名を我が国に招へいします。
2 一行は滞在期間中,日本フェンシング協会の協力を得て,台場区民センターでトレーニングを実施するほか,駒沢オリンピック公園にて開催される「第17回東日本少年個人フェンシング大会」に出場する予定です。
3 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環としてスポーツ指導者・選手等の招へいを行い,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図るものです。
4 今回の招へいにより,日・フランス間の友好関係の増進と共に,2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた機運の醸成が期待されます。
(参考)「Sport for Tomorrow (SFT)」プログラム概要(主な実施例含む)
(1)2013年9月,国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTの具体的な内容を発表した。
(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において,1000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取り組み。このプログラムを政府(外務省及びスポーツ庁)として着実に実施していくことは,2020年東京大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。
(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。
ア スポーツを通じた国際協力及び交流
イ IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
ウ 国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援