報道発表

日米外相電話会談

平成28年4月4日

 本4日,午前8時35分から約15分間,岸田文雄外務大臣は,ジョン・ケリー米国国務長官(The Honorable John F. Kerry, Secretary of State of the United States)と日米外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 ケリー長官から,先般の核セキュリティ・サミットでは,安倍晋三内閣総理大臣の出席を得て,日米首脳会談が行われ,また,サミット会合自体も非常に生産的なものになった,感謝する旨の発言があり,岸田大臣から,核セキュリティ・サミットの成功に祝意を伝えるとともに,先般の日米首脳会談においても,G7伊勢志摩サミットに向けて有意義な意見交換が行われた旨述べました。

2 G7広島外相会合について,岸田大臣から,ケリー長官を広島にお迎えすることを楽しみにしている,広島からG7外相による力強いメッセージが出せるよう引き続き連携したい,ケリー長官を含むG7外相と共に平和記念公園を訪問できることは喜ばしい旨述べました。これに対し,ケリー長官から,自分にとっての初めての広島訪問であり,岸田大臣の地元でお会いできることを大変楽しみにしている,また,平和記念公園訪問は重要であり,楽しみにしている旨の発言がありました。

3 両大臣は,G7広島外相会合に向けた日米間の協力のあり方について意見交換し,引き続き日米で協力していくことを改めて確認しました。また,両大臣は,パリ協定の早期発効に向けた取組についても意見交換し,今後,気候変動問題においても,日米で緊密に連携していくことで一致しました。


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