報道発表

黄川田外務大臣政務官のシンガポール訪問

平成28年3月16日

1 3月17日から19日まで,黄川田仁志外務大臣政務官は,アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)10周年記念会合(閣僚級会合)出席のため,シンガポールを訪問します。

2 ReCAAPを策定から主導してきた我が国として,今後も沿岸国の海上保安機関の能力向上等を通じてアジアの海賊対策を支援する積極的な姿勢を示すため,10周年記念会合に黄川田政務官が出席するものです。

(参考1)黄川田政務官出張日程

3月17日 羽田発
 シンガポール着
19日 シンガポール発
 成田着

(参考2)アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP: Regional Cooperation Agreement on Combating Piracy and Armed Robbery against Ships in Asia)

(1)2001年のASEAN+3首脳会議において,アジアの海賊問題に有効に対処すべく地域協力促進のための法的枠組みを作成することを我が国が提唱。その後の協定交渉を主導。2004年に採択され,2006年発効。協定に基づき海賊等の情報共有等を実施する情報共有センター(ISC: Information Sharing Center)事務局がシンガポールに設置されている。

(2)締約国:20か国(日本,シンガポール,ラオス,タイ,フィリピン,ミャンマー,韓国,カンボジア,ベトナム,インド,スリランカ,中国,ブルネイ,バングラデシュ,ノルウェー,オランダ,デンマーク,イギリス,オーストラリア,米国)

(参考3)ReCAAPに対する我が国の貢献
 事務局長,事務局長補(海上保安庁職員)を派遣し,沿岸国の能力向上のため情報共有センターの事業を支援。次期事務局長として黒木外務省参与が4月に就任見込み(任期3年)


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