報道発表

イランに対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成28年3月9日

  1. 1 本9日(現地時間同日),イラン・イスラム共和国の首都テヘランにおいて,我が方小林弘裕駐イラン大使と先方セルジュ・ナコウズィ駐イラン国連食糧農業機関代表(Hon. Serge NAKOUZI, Representative of the Food and Agriculture Organization (FAO) of the United Nations to the Islamic Republic of Iran)との間で,4億3,600万円を供与額とする無償資金協力「オルミエ湖流域における持続可能な水資源管理総合計画(FAO連携)」に関する書簡の交換が行われました。

    2 イラン北西部に位置するオルミエ湖は,国立公園に設定されており,周辺には絶滅危惧種を含む数多くの動植物が生息しています。しかしながら,オルミエ湖の周辺農地及び流入河川上流での大規模な開発による湖への流入量の縮小に加え,気候変動による小雨化や蒸発散量の増加等が複合的に発生した結果,オルミエ湖の湖面積・貯水量は大幅に低下しており,対策が急務となっています。

    3 この計画は,オルミエ湖流域において,給水システム及び干ばつ管理システムの導入並びに農業活動の多様化の促進等を行うものです。この計画により,オルミエ湖再生を図り,もってイランの環境保全に寄与することが期待されます。

    4 2013年の日・イラン首脳会談において,我が国の対イラン援助重点分野の一つである環境分野における協力を強化することが合意されており,以降累次の機会にその重要性が確認されてきています。本件協力はこれを具体化するものです。

    オルミエ湖流域における持続可能な水資源管理総合計画(FAO連携)プロジェクト位置図(PDF)別ウィンドウで開く

    (参考)イラン・イスラム共和国基礎データ
     イラン・イスラム共和国は,面積約164.8万平方キロメートルを有し,人口は約7,814万人(世銀,2014年),一人当たり国民総所得(GNI)は約7,120米ドル(世銀,2013年)。


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