報道発表
Sport for Tomorrow
(インドネシア及びモンゴルへの柔道学生指導者派遣)
1 外務省は,平成27年度スポーツ外交推進事業として,全日本柔道連盟と協力し,以下のとおり柔道の学生指導者を派遣します。
(1) | 2月 | 26日(金曜日) | ~3月11日(金曜日) | インドネシア・バリ島 | 指導者3名 |
(2) | 3月 | 7日(月曜日) | ~3月21日(月曜日) | モンゴル・ウランバートル他 | 指導者2名 |
2 一行は滞在期間中,各国において,柔道指導,合同トレーニング等を行います。
3 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環としてスポーツ指導者・選手の派遣を行い,スポーツ分野における国際協力と,国際交流の促進を図るものです。
4 今回の派遣により,日・インドネシア及び日・モンゴル間の友好関係の増進と共に,2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツの価値と,オリンピック・パラリンピック精神の普及が期待されます。
(参考)「Sport for Tomorrow (SFT)」プログラム概要(主な実施例含む)
(1)2013年9月,国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTの具体的な内容を発表した。
(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において,1000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取り組み。このプログラムを政府(外務省及びスポーツ庁)として着実に実施していくことは,2020年東京大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。
(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。
(ア)スポーツを通じた国際協力及び交流
(イ)IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
(ウ)国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援