報道発表
日英外相電話会談
平成28年2月7日
本7日,午後9時40分から約15分間,岸田文雄外務大臣はフィリップ・ハモンド英外務・英連邦大臣(Rt Hon Philip Hammond MP, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs)との間で日英外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,先月の4度目の核実験に続き,今回,北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行したことは,我が国の安全に対する直接的かつ重大な脅威であり,北東アジア及び国際社会の平和と安全を損なうものであるとして断じて容認できるものではなく,北朝鮮に抗議したことを伝えました。また,安保理決議に関する議論を加速化し,強力な決議を速やかに採択すべく,安保理常任理事国である英国の協力を要請しました。
2 ハモンド大臣からは,今回の北朝鮮による弾道ミサイル発射は,国連安保理決議の明白な違反であり,決して容認できない,1月の核実験に続く1か月間で2回目の北朝鮮の挑発行為に対し,国際社会が一致して迅速に対処することが必要であり,国連安保理で迅速に力強いメッセージを出すことが重要である旨の発言がありました。
3 両大臣は,新たな強い内容の安保理決議の採択に向けて,各国とも連携しつつ,日英間で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。