報道発表

第2回日英外務・防衛閣僚会合(「2+2」)

平成28年1月8日

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  1.  本8日,岸田文雄外務大臣及び中谷元防衛大臣は,訪日中のフィリップ・ハモンド英外務・英連邦大臣(Rt Hon Philip Hammond MP, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs)及びマイケル・ファロン英国防大臣(Rt Hon Michael Fallon MP, Secretary of State for Defence)との間で第2回日英外務・防衛閣僚会合(「2+2」)を行いました。協議は午後6時50分から約60分間,ワーキング・ディナーは午後8時25分から約50分間行われ,共同声明骨子(PDF)別ウィンドウで開く仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文)を発出しました。概要は以下のとおりです。

    1 全般
     両国は,日本の平和安全法制及び英国の国家安全保障戦略(NSS)及び戦略防衛・安全保障見直し(SDSR)2015を踏まえ,日英間の安全保障・防衛に関する具体的な協力強化のための連携を確認しました。
     日本側は,英国が新たなNSS及びSDSRの下,アジア太平洋の安全保障環境に関し,一層の積極的・建設的な役割を担い,その平和と安定に貢献していくことへの期待を表明しました。
     両国は,来年ロンドンで開催される次回「2+2」に向けて,更なる日英協力の推進に向けて引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

    2 北朝鮮
     両国は,先般行われた北朝鮮による核実験は国際社会の平和と安全に対する重大な脅威であり,国際社会が断固とした対応を迅速にとることが重要であるとの点で一致し,新たな強い内容の安保理決議の速やかな採択に向けて緊密に連携していくことを確認しました。
     また,北朝鮮の人権問題,拉致問題の早期解決が重要であることを再確認しました。

    3 地域情勢
     両国は,アジア太平洋地域情勢について議論し,特に南シナ海・東シナ海における状況に関する懸念を共有するとともに,ルールに基づく国際システムの重要性を確認し,あらゆる紛争は国際法に従って解決されるべきであることで一致しました。また,一方的な現状変更の試みに対する反対を表明しました。
     また,英国からは,昨年の日中韓サミットの開催,及び慰安婦問題に関する日韓合意に対して歓迎の意が表明されました。
     さらに,テロ対策,中東情勢,ロシア・ウクライナ情勢についても意見交換を行いました。

    4 安全保障・防衛協力
     両国は,物品役務相互提供協定(ACSA)について,可能な限り早期に交渉を妥結させることで一致しました。また,共同訓練を推進することでも一致し,その円滑化のための方策を議論していくことになりました。さらに,防衛装備・技術協力や東南アジア諸国に対する能力構築支援(人道支援・災害救援,海洋安全保障,サイバー等)で連携していくことでも一致しました。

    5 国際社会における協力
     日本側から,国連安保理改革の重要性を強調したのに対し,英国側は,日本の国連安保理常任理事国入りに対する強い支持を改めて表明しました。


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