報道発表

日仏外相電話会談

平成28年2月7日

 本7日,午後7時30分から約15分間,岸田文雄外務大臣はローラン・ファビウス・フランス外務・国際開発大臣(H.E. Mr. Laurent Fabius, Minister of Foreign Affairs and International Development of the French Republic)との間で日仏外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 岸田大臣から,先月の4度目の核実験に続き,今回,北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行したことは,我が国の安全に対する直接的かつ重大な脅威であり,北東アジア及び国際社会の平和と安全を損なうものであるとして断じて容認できるものではなく,北朝鮮に抗議したことを伝えました。また,安保理決議に関する議論を加速し,強力な決議を速やかに採択すべく,安保理常任理事国であるフランスの協力を要請しました。

2 ファビウス大臣からは,日本の見解を共有し,日本の立場を支持する,今回の北朝鮮による発射は安保理決議の明白な違反であり,決して容認できず,国連安保理で迅速に力強いメッセージを出すことが重要である旨の発言がありました。

3 両大臣は,新たな強い内容の安保理決議の採択に向けて,各国とも連携しつつ,日仏間で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。


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