報道発表
Sport for Tomorrow
(ブラジル:マラソン選手の訪日)
1 2月28日に開催される「東京マラソン2016」に外務省は,平成27年度スポーツ外交推進事業として,ブラジル・リオデジャネイロ州からマラソン選手5名を招へいします。招へい選手は筑波大学で強化トレーニングを受けたのちマラソンに臨みます。
2 一行は滞在期間中,筑波大学の学生やつくば市民との交流,東京都内の学校訪問等を予定しています。
3 本年オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されるブラジルから,マラソン選手を招へいすることにより,日・ブラジル間のスポーツを通じた友好関係の増進とともに,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた,スポーツの価値とオリンピック・パラリンピック精神の普及が期待されます。
4 スポーツ外交推進事業は,日本政府によるスポーツを通じた国際貢献策である「Sport for Tomorrow」の一環として,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図るものです。
(参考)「Sport for Tomorrow (SFT)」プログラム概要(主な実施例含む)
(1)2013年9月,国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTの具体的な内容を発表。
(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において,1000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取り組み。このプログラムを政府(外務省及びスポーツ庁)として着実に実施していくことは,2020年東京大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。
(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。
イ IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
ウ 国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援