報道発表
Sport for Tomorrow
(カザフスタン:パラリンピック委員会一行の訪日)
1 2月8日から14日まで,外務省は,平成27年度スポーツ外交推進事業として,カザフスタンのパラリンピック委員会一行を我が国に招へいします。
2 一行は滞在期間中,日本パラリンピック委員会,日本障がい者スポーツ協会の協力を得て,障がい者スポーツ分野における円滑な組織運営に関するワークショップに参加する予定です。
3 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環としてスポーツ関係者の招へいを行い,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図るものです。
4 今回の招へいにより,日・カザフスタン間の友好関係の増進と共に,2020年東京パラリンピックに向けた機運の醸成が期待されます。
(参考1)
本件被招へい者一行- Kairat BORANBAYEV カザフスタン・パラリンピック委員会会長
- Askhat USSEROV 同会副会長他4名
(参考2)「Sport for Tomorrow (SFT)」プログラム概要(主な実施例含む)
(1)2013年9月,国際オリンピック委員会(IOC)総会でのプレゼンテーションにおいて,安倍晋三内閣総理大臣は,スポーツ分野における我が国政府の国際貢献策として,SFTの具体的な内容を発表した。
(2)SFTは,2014年から2020年までの7年間で,開発途上国をはじめとする100カ国以上の国において,1000万人以上を対象に,世界のよりよい未来のために,未来を担う若者をはじめあらゆる世代の人々にスポーツの価値とオリンピック・パラリンピック・ムーブメント(オリンピック・パラリンピック精神)を広げていく取り組み。このプログラムを政府(外務省及び文科省)として着実に実施していくことは,2020年東京大会に向けた我が国の国際公約の一つでもある。
(3)SFTは主に以下の3つの柱から構成される。
ア スポーツを通じた国際協力及び交流
イ IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材の育成体制の構築
ウ 国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援