報道発表

ニャン・ウィン・ミャンマー国民民主連盟中央執行委員会メンバー兼スポークスマンによる岸田外務大臣表敬

平成27年11月27日
ミャンマー国民民主連盟中央執行委員会メンバー兼スポークスマンによる岸田外務大臣表敬1
ミャンマー国民民主連盟中央執行委員会メンバー兼スポークスマンによる岸田外務大臣表敬2

7日午前11時25分から約25分間,外務省の招へいにより訪日中のニャン・ウィン・ミャンマー国民民主連盟(National League for Democracy:NLD)中央執行委員会メンバー兼スポークスマン(Mr. Nyan Win, Member of Central Executive Committee and Spokesman, NLD)が岸田文雄外務大臣を表敬したところ,概要以下のとおりです。

1 岸田大臣から,概要以下の点を述べました。

(1)NLDが,幾多の困難を乗り越え,総選挙で大多数の国民の支持を受けて大勝したことに対して,心からの敬意を表しお喜び申し上げたい。民主化の進展を歓迎している。

(2)多くの国民の支持を受けたNLD政権の安定こそが,ミャンマーの平和と繁栄のために非常に重要。日本は,官民を挙げて全力で支援していく考えであり,NLDとの連携が重要と考える。

(3)NLDと日本との間で,ミャンマーの民主化と発展,日・ミャンマー関係の強化に向けて意見交換を行いたい。アウン・サン・スー・チー議長にぜひ早期に訪日いただきたい。

(4)今後,新たな体制発足に向けた対話が進み,政権委譲が円滑に進むよう,日本としても積極的な役割を果たしていきたい。

2 ニャン・ウィン氏から,「大臣自らアウン・サン・スー・チー議長を訪日招待いただき感謝する。ミャンマーは多くの課題を抱えており日本の投資や技術が今後の国づくりのために重要になってくる。日本からの投資や技術を歓迎する。アウン・サン・スー・チー議長自身も日本政府及び日本国民のこれまでの支援に感謝している。NLDとしても今後の政権運営において経済を重要視しており,経済のあるべき姿を学んでいる。投資を呼び込むにあたって,投資に対する保障のあり方について学んでいるところである。」といった発言がありました。

3 このほか,ミャンマーの国内和平についても意見交換を行いました。

(参考)主要日程

11月27日(金曜日) 東京着
 各種表敬・会談(東京)
28日(土曜日) ミャンマー祭り2015出席
29日(日曜日) 京都訪問
30日(月曜日) 同上
12月1日(火曜日) 各種表敬・会談(東京)
2日(水曜日) 同上
3日(木曜日) 東京発

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