報道発表
第13回ODA評価ワークショップの開催
平成27年11月26日
1 12月9日及び10日,外務省は,国際協力機構(JICA),日本評価学会等の協力を得て,東京において第13回ODA評価ワークショップを開催します。
2 2001年の第1回ワークショップ以来13回目の開催となる今回のワークショップは,国際評価年の行事の一環として行うもので,日本及びアジア大洋州諸国や国際機関からの開発協力,評価にかかわる政府関係者,有識者が参加する予定です。
3 議長は廣野良吉成蹊大学名誉教授・前アジア太平洋評価学会会長が務め,評価のフィードバックや環境・気候変動プロジェクトに関する評価などの課題につき意見交換を行います。
4 今回のワークショップ開催により,効果的な開発政策の策定・実施のための参加各国の評価能力の向上と,各国と国際機関との間の評価の為のネットワーク構築につながることが期待されます。
(議題案)
- 開発協力における評価のフィードバックメカニズム
- 評価能力の開発・向上と評価におけるオーナーシップ
- エビデンスに基づく政策策定のためのインパクト評価の活用
- 環境・気候変動プロジェクトの評価
- 持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた評価の新たな課題
(参考)国際評価年
2015年に「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されることを踏まえ,国や地方など様々なレベルにおいて,評価及び根拠に基づいた政策作りを促進していくことを提唱するために,2013年9月に開かれた評価能力向上に関する国際会議において決定されたもの。2015年を通じて世界各地で評価に関するイベントが開催されている。なお,SDGsは2015年9月に「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に含まれる形で,国連において採択された。