報道発表
ラオスに対する円借款の供与（事前通報）
平成27年11月20日
1 本20日（現地時間同日），マレーシアの首都クアラルンプールにおいて実施された，安倍晋三内閣総理大臣とトンシン・タンマヴォン・ラオス首相（H.E. Mr. Thongsing Thammavong, Prime Minister of the Lao People’s Democratic Republic）との会談において，「首都ビエンチャン上水道拡張計画（Vientiane Capital Water Supply Expansion Project）」の円借款の供与（供与限度額：102億7,100万円）に関する事前通報を行いました。今回の事前通報を受けて，今後，我が国とラオス政府との間で，円借款の供与に関する交換公文の署名を行う予定です。
2 対象案件の概要
「首都ビエンチャン上水道拡張計画」（供与限度額：102億7,100万円）（案件位置図（PDF）
）
本計画は，首都ビエンチャン南部に位置するチナイモ浄水場の拡張，取水場，送配水関連設備の整備，配水センターの改修・拡張等を行うものです。
3 供与条件
| （1） | 金利 | ： | 年0.7％ |
| （2） | 償還期間 | ： | 30年（10年の据置期間を含む。） |
| （3） | 調達条件 | ： | 一般アンタイド |
（参考）ラオス人民民主共和国基礎データ
ラオス人民民主共和国は，面積約24万平方キロメートル，人口約670万人（2014年），一人当たり国民総所得（GNI）は1,600ドル（世界銀行，2014年）