報道発表

アフガニスタン及びパキスタンにおける地震被害
(安倍総理大臣及び岸田外務大臣からのお見舞いメッセージの発出)

平成27年10月27日

 本27日,10月26日(現地時間同日)に発生した非常に強い地震がアフガニスタン及びパキスタンに被害をもたらしたことを受けて,安倍晋三内閣総理大臣及び岸田文雄外務大臣は,アフガニスタンについてはモハンマド・アシュラフ・ガーニ大統領(H.E. Dr. Mohammad Ashuraf Ghani, President of Afghanistan)及びサラフッディーン・ラバニ外務大臣(H.E. Mr. Salahuddin Rabbani, Minister of Foreign Affairs of Afghanistan)に対し,パキスタンについてはナワズ・シャリフ首相(H.E. Mr. Nawaz Sharif, Prime Minister of Pakistan)及びサルタージ・アジズ国家安全保障・外務担当首相顧問(H.E. Mr. Sartaj Aziz, Adviser to the Prime Minister on National Security and Foreign Affairs of Pakistan)に対し,被災者へのお見舞いと被災地の早期復旧・復興の祈念,また両国の友人である日本としての支援の用意を伝えるメッセージをそれぞれ発出しました。

【参考】アフガニスタン及びパキスタンにおける地震被害
 10月26日(現地時間同日),アフガニスタン北部バダフシャーン県を震源とする非常に強い地震(マグニチュード7.5)が発生。アフガニスタンの首都カブールのみならず,パキスタン,インド等広いエリアで揺れが感じられた。

 現時点(日本時間10月27日午後3時現在)で判明している死者数は,現地報道によれば,アフガニスタンの死者は82人,負傷者は300人近くに達し,パキスタン当局の発表によれば,パキスタンでは死者228名,負傷者1,620名が確認されている。今後,被害状況が明らかになるにつれ,さらなる被害の拡大が予想される。

 在アフガニスタン日本大使館は,同地の在留邦人全員の安全を確認。在パキスタン日本大使館においても,現時点で同国内の邦人被害の情報には接していない(震源地に近い地域については概ね安否確認を終えている)。


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