報道発表

スリランカに対する円借款に関する書簡の交換

平成27年10月6日

  1. 1 本6日,東京において,日・スリランカ首脳会談の後,安倍晋三内閣総理大臣と訪日中のラニル・ウィクラマシンハ首相(Hon. Mr. Ranil Wickremasinghe, Prime Minister, Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)の立ち会いの下,我が方菅沼健一駐スリランカ大使と先方ダンミカ・ディサナヤケ次期駐日大使(Prof. Dammika Disanayake, Ambassador-designate, Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)との間で,454億2,800万円を限度額とする円借款「バンダラナイケ国際空港改善計画(フェーズ2)(第二期)」に関する書簡の交換が行われました。

    2 対象案件の概要
     スリランカでは,2009年の国内紛争終結以降,復興需要に伴う急速な経済成長を背景として,同国を訪問するビジネス関係者及び観光客は当初の需要予測を大幅に超えて急増しており,同国政府は,2020年までにバンダラナイケ空港を年間旅客取扱容量1,500万人規模に拡張する計画を掲げています。
     本計画は,大コロンボ圏の玄関口であるバンダラナイケ国際空港において,空港の施設及び附帯施設・設備を整備するものであり,これにより,運輸ネットワークの強化を図り,もって経済成長の促進に寄与することが期待されています。 なお,本計画は,エコ・エアポートのコンセプトの下,我が国の気候変動分野における途上国支援策の一環としても実施するものです。我が国としては,全ての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け,スリランカと引き続き気候変動分野で連携していきます。

    3 供与条件

    (1)金利(優先条件を適用)年0.1%(コンサルティングサービス部分は年0.01%)
    (2)償還期間40年(10年の据置期間を含む。)
    (3)調達条件タイド

    (参考1)
     本計画は,2011年度円借款「バンダラナイケ国際空港改善計画(フェーズ2)」(2012年3月28日交換公文締結,供与限度額289億6,900万円)の輪切り案件(規模が大きい事業についてフェーズ分けを行い,事業の進捗に応じて順次実施する事業)。2011年度案件は,紛争終結直後の2011年の需要予測に基づき,バンダラナイケ国際空港を,旅客取扱容量1,200万人規模に拡張するものであり,事業の内容は,旅客ターミナルビル,高架アクセス道路,附帯設備の整備等。本計画は,2013年に大幅に見直された需要予測を踏まえ,空港施設を1,500万人規模に更に拡張するもの。

    (参考2)スリランカ民主社会主義共和国基礎データ
    スリランカはインド洋に位置する国であり,面積約6万5,607平方キロメートル(北海道の約0.8倍),人口2,048万人(2013年,スリランカ中央銀行)であり,人口1人当たりの国内総所得(GNI)は約3,400米ドル(2014年,世界銀行)。


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