報道発表

「サウジアラビア,エジプト及びイラクの治安情勢についてのブリーフィング」の開催(結果)

平成27年7月29日

1 7月28日,外務省において,エンジニアリング協会,海外建設協会,日本機械輸出組合,日本貿易会の協力を得て,「サウジアラビア,エジプト及びイラクの治安情勢についてのブリーフィング」が開催されました。ブリーフィングには,同地域に関心を有する54社の日本企業・団体から計74人が参加いたしました。

2 ブリーフィングでは,三好真理外務省領事局長による開会の挨拶の後,奥田紀宏駐サウジアラビア大使,香川剛廣駐エジプト大使,長岡寛介前イラク大公使より,サウジアラビア,エジプト及びイラク,それぞれの最新の治安情勢等について,具体的な最近の事例を示しつつ,詳細な説明が行われました。その後,最近の治安情勢や望ましい安全対策等について,多くの質疑応答が行われました。

3 なお,シリアにおける邦人殺害テロ事件を受けて設置された「在外邦人の安全対策強化に係る検討チーム」の提言では,今後中長期的に取るべき施策の一つとして海外に渡航・滞在する邦人や日本企業の安全確保に資する情報の発信強化が挙げられています。今回のブリーフィングは,そうした安全確保に資する情報の発信強化の具体的な取組の一つとして実施したものです。


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