報道発表
「サウジアラビア,エジプト及びイラクの治安情勢についてのブリーフィング」の開催
平成27年7月24日
1 7月28日,「サウジアラビア,エジプト及びイラクの治安情勢についてのブリーフィング」を,東京(外務省)において開催します。
2 このブリーフィングは,外務省が主催し,エンジニアリング協会,海外建設協会,日本機械輸出組合,日本貿易会の協力を得て,平成27年度中東アフリカ大使会議(7月28日から31日まで)の一環として開催されるものです。サウジアラビア,エジプト及びイラクの日本国大使又は公使より,日本企業向けに,各国の最新の治安情勢等について説明を行います。
3 シリアにおける邦人殺害テロ事件を受けて設置された「在外邦人の安全対策強化に係る検討チーム」の提言では,今後中長期的に取るべき施策の一つとして海外に渡航・滞在する邦人や日本企業の安全確保に資する情報の発信強化が挙げられています。今回のブリーフィングは,そうした安全確保に資する情報の発信強化の具体的な取組の一つとして実施するものです。
【参考】「在外邦人の安全対策強化に係る検討チーム」
(1)2月3日,岸田文雄外務大臣の指示を踏まえ,中根一幸外務大臣政務官を座長とし,外務省内関係部局をメンバーとする「在外邦人の安全対策強化に係る検討チーム」が立ち上げられた。
(2)「検討チーム」は,シリアにおける邦人殺害テロ事件を受けて,外務省として海外における邦人の安全対策について,今後の必要な施策とその実現に向けた方策について改めて検討を行った。
(3)「検討チーム」は,民間企業関係者,広報に関する有識者からの意見聴取の機会も経て,計11回の会合を開催し,具体的な在外邦人の安全対策強化策に関する提言をとりまとめ,5月26日,「在外邦人の安全対策強化に係る検討チーム」の提言を発表した。