報道発表

パキスタンに対する無償資金協力「カラチ気象観測用レーダー設置計画」に関する書簡の交換

平成27年7月9日

  1. 1 7月8日(現地時間同日),パキスタンの首都イスラマバードにおいて,我が方猪俣弘司駐パキスタン大使と先方ムハンマド・サリーム・セティ財務・歳入・経済・統計・民営化省経済担当次官(Mr. Muhammad Saleem Sethi, Secretary to the Government of the Islamic Republic of Pakistan, Ministry of Finance, Revenue, Economic Affairs, Statistics and Privatization, Economic Affairs Division)との間で,19億4,900万円の無償資金協力「カラチ気象観測用レーダー設置計画」(The Project for Installation of Weather Surveillance Radar at Karachi)に関する書簡の交換が行われました。

    2 カラチはパキスタン最大の都市であり,同国の経済活動の中心となっている一方,サイクロンや洪水等の自然災害が頻発しています。我が国は,同市に気象観測レーダーシステムを導入し,これらの被害軽減に貢献してきましたが,運用開始後20年以上が経過し,同システムの老朽化が深刻な問題となっています。

    3 この協力は,カラチの老朽化した既存の気象観測レーダーシステムを更新することにより,パキスタン気象庁の気象観測能力向上を図り,もってパキスタン南部におけるサイクロンや洪水等の自然災害による被害の軽減及び同国における人間の安全保障の確保と社会基盤の改善に寄与するものです。

    4 なお,本件は,我が国の気候変動分野における途上国支援策の一環として実施するものです。我が国としては,すべての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け,パキスタンと引き続き気候変動分野で連携していきます。

    (参考)パキスタン・イスラム共和国基礎データ
     パキスタンは,面積約79.6万平方キロメートル(日本の約2.1倍),人口1億8,802万人(2013/2014年度,パキスタン経済白書),1人当たりの国民総所得(GNI)1,380米ドル(2013年,世界銀行)。


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