報道発表

パキスタンに対する無償資金協力「連邦直轄部族地域における農業経済復興・開発支援計画」に関する書簡の交換

平成27年7月2日

  1. 1 本2日(現地時間同日),パキスタンの首都イスラマバードにおいて,我が方猪俣弘司駐パキスタン大使と先方パトリック・エヴァンス国連食糧農業機関(FAO)パキスタン代表(Mr. Patrick T. Evans, FAO Representative in the Islamic Republic of Pakistan)との間で,5億9,900万円の無償資金協力「連邦直轄部族地域における農業経済復興・開発支援計画」(The Project for Assistance to the Recovery and Development of the Agricultural Economy in Federally Administered Tribal Areas)に関する書簡の交換が行われました。

    2 アフガニスタンと国境を接する連邦直轄部族地域は,パキスタン国内で最も開発の遅れた地域の一つであり,反政府武装勢力の拠点ともなっています。2014年6月からパキスタン軍が同地域で対テロ掃討作戦を実施した結果,約150万人の国内避難民が発生するとともに農業基盤が深刻な損害を受けました。現在,一部の国内避難民は同地域への帰還を開始しています。同地域のほとんどの住民は,農業(畜産,漁業,林業等を含む)を生計手段としていることから,農業基盤の普及は早急に取り組むべき課題となっています。

    3 この協力は,連邦直轄部族地域において,農業関連施設の復旧及び農業資材の供与等の持続的な農業開発支援を行うことで,貧困・経済的格差の削減を図り,もって同地域の安定・バランスの取れた発展及びパキスタンにおける平和構築に寄与するものです。

    (参考)パキスタン・イスラム共和国基礎データ
     パキスタンは,面積約79.6万平方キロメートル(日本の約2.1倍),人口1億8,802万人(2013/2014年度,パキスタン経済白書),1人当たりの国民総所得(GNI)1,380米ドル(2013年,世界銀行)。


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