報道発表

バングラデシュに対する無償資金協力「廃棄物管理機材整備計画」に関する書簡の交換

平成27年5月20日

1 本20日(現地時間同日),バングラデシュ人民共和国の首都ダッカにおいて,我が方松永健在バングラデシュ臨時代理大使と先方モハメド・アブ・タヘル財務省経済関係局次官補(Mr. Mohammed Abu Taher, Additional Secretary, Economic Relations Division, Ministry of Finance, People's Republic of Bangladesh)との間で,14億8,600万円を限度とする無償資金協力「廃棄物管理機材整備計画」(The Project for Improvement of Solid Waste Management Equipment)の供与に関する書簡の交換が行われました。

2 この計画は,廃棄物収集車両の老朽化が進む南ダッカ市,北ダッカ市及びチッタゴン市において廃棄物収集車両を供与することにより,廃棄物運搬能力の改善を図るものです。この協力により,廃棄物収集量や収集率が増加し,対象地域における衛生・生活環境及び住民の健康状態が改善されることが期待されます。

3 なお,この計画は,我が国が2013年11月に策定した攻めの地球温暖化外交戦略「Actions for Cool Earth: ACE」の中で表明した,2013年から2015年までの3年間にわたる気候変動分野の途上国支援策の一環として実施するものです。我が国としては,全ての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け,バングラデシュと引き続き気候変動分野で連携していきます。

(参考)バングラデシュ人民共和国基礎データ
 バングラデシュ人民共和国は,面積約14.4万平方キロメートル(日本の約4割),人口約1億5,250万人(2013年,バングラデシュ統計局)であり,人口1人当たりの国民総所得(GNI)は900米ドル(2013年,世界銀行)。


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