報道発表

世界エイズ・結核・マラリア対策基金第5次増資準備会合の開催

平成27年3月16日

1 世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の第5次増資準備会合を,12月17日,東京において開催します。

2 この会議には,マーク・ダイブル・グローバルファンド事務局長(Dr. Mark Dybul,Executive Director of the Global Fund)の他,世界保健機構(WHO)をはじめとする国際機関,政府,NGO,研究者,企業関係者等が出席し,今日までにグローバルファンドが達成した成果や,次期増資期間(2017~19年)において求められる活動・必要なリソースに関する議論,及び,革新的アプローチによる。HIV/エイズ,結核,マラリア(三大感染症)の流行終息に向けた意見交換が行われる予定です。

3 三大感染症は,今日もなお年間約360万人の命を奪い,途上国の開発を阻害するなど,依然として人間の安全保障への重大な脅威となっています。グローバルファンドは,三大感染症対策の予防や治療等の支援を実施するため,2002年に設立されました。日本はその生みの親として,設立以来,運営に積極的に貢献しています。

(参考)

(1)グローバルファンドは,3年単位で増資期間を設定。資金需要や動員目標額を議論するための「増資準備会合」が,増資期間開始年の約1年前に開催される。第5次増資会合は,2016年中旬に予定されている。

(2)グローバルファンドの増資関連会合は,これまで欧州又は米国で開催されており,今次,初めてアジア地域で実施される。


報道発表へ戻る