報道発表
ペテル・ブリアン・スロバキア外務・欧州問題省次官による城内外務副大臣表敬(概要)


本13日,城内実外務副大臣は,来日中のペテル・ブリアン・スロバキア外務・欧州問題省次官(Mr. Peter Burian, State Secretary, Ministry of Foreign and European Affairs of the Slovak Republic)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 城内副大臣から,ブリアン次官の訪日に歓迎の意を表した上で,東日本大震災後の2012年に,ガシュパロヴィチ・スロバキア大統領(当時)が宮城県の石巻市を慰問したことに触れ,ブリアン次官が,第3回国連防災世界会議への出席のため訪れる仙台の復興の現状を御覧いただきたい旨述べました。また,城内副大臣から,2012年のガシュパロヴィチ大統領の訪日,翌2013年の秋篠宮同妃両殿下のスロバキア訪問等,ハイレベルの交流を続けていくことで今後両国間の対話を更に活発化させていきたい旨述べました。
2 これに対して,ブリアン次官から,両国間の要人往来の継続を通じた関係強化に同意が示されるとともに,我が国政府要人のスロバキア訪問等につき要請がありました。また,二国間関係の更なる強化や「V4+日本」協力,日・EU協力について意見交換がなされました。
3 その後,ウクライナ情勢,アジア情勢を含む国際情勢や,安保理改革等国際場裏における諸課題につき意見交換が行われました。
(参考)「V4+日本」協力
チェコ,ハンガリー,ポーランド及びスロバキアの4か国は,「ヴィシェグラード・グループ」と称する地域協力を形成しており,この4か国を総称して「ヴィシェグラード4カ国(V4)」とも呼ぶ。2003年8月の小泉総理大臣(当時)によるチェコ及びポーランド訪問時に,我が国とV4との間で「V4+1協力」を推進していくことで合意された。