報道発表
中満国連開発計画危機対応局長による城内外務副大臣表敬
本19日,午前11時から約20分間,中満泉(いずみ)国連開発計画(UNDP)危機対応局長による城内実外務副大臣表敬が行われたところ,概要は以下のとおりです。
1 城内副大臣より,中満局長の今後の活躍を期待すると共に,国際機関における日本人職員の増強に向けて協力をお願いしたい旨述べました。これに対し,中満局長より,UNDPに対する日本の支援に感謝,クラーク総裁も日本との関係を重視しており,引き続き協力を深めていきたい旨述べました。
2 城内副大臣は,日本が得意とする人間の安全保障,防災,アフリカ開発等の分野で,UNDPと緊密に協力していきたい旨述べました。また,日本はUNDPとの関係を重視している,日本の拠出金の適正かつ効果的な活用について引き続き協力をお願いしたい旨述べました。
3 これに対し,中満局長は,3月に仙台で開催される第3回国連防災世界会議やポスト2015年開発アジェンダ策定をはじめとして,日本との協力を深めていきたい,日本の拠出金の適正かつ効果的な活用及び日本の顔が見える支援に引き続き努力したい,UNDPの活動広報に向けて工夫していきたい旨述べました。
(参考1)中満泉UNDP局長
コフィー・アナン元事務総長・国連改革チーム,国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)政策・活動担当副高等弁務官室,旧ユーゴスラビア,トルコ,イラク北部でのUNHCRフィールド勤務等の要職を歴任後,2008年より国連平和維持局(DPKO)政策・評価・訓練部長,2012年よりDPKOアジア中東部長を経た後,2014年9月より現職。
(参考2)国連開発計画(UNDP)
UNDPは,国連システム最大の開発機関であり,高い専門的知識と豊富な経験,グローバルなネットワークを有し,ミレニアム開発目標達成やポスト2015年開発アジェンダ策定において主導的な役割を果たしている。UNDPは,第5回アフリカ開発会議を共催するなど,我が国の重要なパートナーである。防災,ジェンダー平等,気候変動対策支援,人間の安全保障推進などの地球規模課題解決に向け,日本はUNDPと共に取り組んでいる。