報道発表

日韓開発政策対話(結果)

平成27年2月16日

1 本16日,東京において日韓開発政策対話が開催されました。

2 今般の対話には,日本側より石兼公博外務省国際協力局長他が,韓国側より吳姈姝(オ・ヨンジュ)外交部開発協力局長をはじめとする外交部関係者が出席し,両国それぞれの開発協力政策の他,ポスト2015年開発アジェンダを含む国際社会の開発政策枠組みやアジアのインフラ開発,防災,国際保健などさまざまな開発課題に対する両国による取組などにつき意見交換を行いました。

3 なかでも日本からは,2月10日に閣議決定された開発協力大綱につき説明を行い,また,アジア地域の「質の高い成長」の実現に向け日本が取組を強化しているインフラ整備支援策を紹介しました。国際保健・エボラその他の感染症対策の議論に関しては,日本から国際保健外交戦略およびユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)に関する説明を行い,エボラ出血熱流行に対する両国の支援策について情報共有した他,アジアにおける感染症対策における連携の可能性につき,意見交換を行いました。また,韓国からは,本年3月14日から18日に宮城県仙台市において開催される第3回国連防災世界会議の成功に向けた日本の取組に対し支持が示されました。

4 次回の日韓開発政策対話については,来年の日韓双方の都合がつく時期に開催することで一致しました。

(参考)日韓開発政策対話
 開発分野における日・韓両国の知見と経験の共有と連携促進のため,不定期に開催している局長級の協議。前回は2012年に韓国にて行われた。


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