報道発表

国連世界食糧計画を通じたシエラレオネ,スーダン及びリベリアに対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換

平成27年1月16日

  1. 1 本16日(現地時間同日),イタリアの首都ローマにおいて,我が方梅本和義駐イタリア大使と先方アーサリン・カズン国連世界食糧計画(WFP)事務局長(Ms.Ertharin Cousin, Executive Director, the United Nations World Food Programme)との間で,シエラレオネ共和国,スーダン共和国及びリベリア共和国に対するWFPを通じた食糧援助として,総額10億4,000万円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

    食糧援助の対象内訳 (カッコ内は供与額)

    (1)シエラレオネ  (3億1,000万円)
    (2)スーダン  (3億9,000万円)
    (2)リベリア  (3億4,000万円)

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    (1)シエラレオネは,平均寿命が48歳と世界で最も短く,幼児の急性栄養失調は6.9%,5歳以下の幼児の34.1%が慢性的に低栄養の状況となっており,国民の45%が食料の安全保障を脅かされています。また,昨年5月に発生したエボラ出血熱により,国民の食糧事情は悪化し,現在250万人が食糧を必要としている状況です。

    (2)スーダンは,紛争被災地域も多く,長年続いた内戦の影響によって,基礎的な生活インフラの欠如や国内避難民に加え,南スーダンの政情悪化に伴う難民が更に増加し,食糧が不足することが予測されています。

    (3)リベリアは,2003年まで続いた内戦の爪痕がいまだに深く残っており,農業インフラが依然として荒廃しているため,主要食糧の米の国内生産高は乏しい状況にあります。また,コートジボワールから流入した難民や帰還民による人口増も加わり,国内需要の半数近くを他国からの輸入に頼らざるを得ない状況です。国民の49%が食料の安全保障を脅かされており,特に5歳以下の子供の32%は慢性的な栄養不足です。さらに,昨年発生したエボラ出血熱により,国内の食糧事情が極めて悪化しています。

    3 我が国は,各国が食糧不足に直面している状況に鑑み,飢餓の軽減,栄養状態の改善等を目的として食糧援助を実施するものです。


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