報道発表

エルベ・ラドスース国連平和維持活動担当事務次長の来日

平成27年1月5日

1 1月12日から16日まで,エルベ・ラドスース国連平和維持活動(PKO)担当事務次長(PKO局長)(Mr. Hervé Ladsous, Under-Secretary-General for Peacekeeping Operations)が,外務省と内閣府国際平和協力本部事務局の合同招へいにより来日します。

2 滞在中,ラドスース事務次長は,PKOに携わる政府関係者等との意見交換を行うほか,内閣府国際平和協力本部事務局主催「第6回国際平和協力シンポジウム」で特別講演等を行う予定です。

3 我が国は,昨年9月の国連PKOハイレベル会合のフォローアップや,現在,国連において行われている国連平和活動の戦略的見直しを重視しており,このようなタイミングでラドスース事務次長と意見交換を行うことは有意義です。

4 今回の来日を通じて,我が国の国連PKOへの積極的取組に向け,国連側との連携がより一層強化されることが期待されます。

【参考1】「第6回国際平和協力シンポジウム」

日時:平成27年1月15日(木曜日)13:00~17:10
主催:内閣府国際平和協力本部事務局 後援 国連広報センター
場所:国連大学エリザベス・ローズ・ホール

【参考2】国連平和活動の戦略的見直し
 2014年10月末,潘基文国連事務総長はラモス・ホルタ元東ティモール大統領を議長に国連平和活動(PKO及び特別政治ミッション)の戦略的見直しを行うハイレベル・パネルを設置した。ハイレベル・パネルは国連平和活動の包括的な評価・分析を進め,2015年の国連総会に向けて潘事務総長に報告を行うこととされている。

【参考3】国連PKOに関するハイレベル会合
 2014年9月,ニューヨークの国連本部において,バイデン米副大統領及び安倍総理を含む31か国から首脳,閣僚らが出席して開催された国連PKOに関する会合。本会合では,国際社会の平和と安全の維持のため一層重要性を増しつつも多くの課題に直面している国連PKOにつき議論が行われ,出席国から新たな貢献策が打ち出された。


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