報道発表
グテーレス国連難民高等弁務官による中山外務副大臣表敬
平成26年11月14日


本14日午前10時から約50分間,中山泰秀外務副大臣は,来日中のアントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官(Mr. António Guterres, United Nations High Commissioner for Refugees)による表敬を受けたところ,概要以下のとおりです。
1 冒頭,中山副大臣から,グテーレス高等弁務官の来日を歓迎するとともに,我が国として国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動を高く評価するとともに,積極的平和主義及び人間の安全保障の重要なパートナーとしてUNHCRとの関係を重視している旨述べました。また,日本政府として女性分野の取組みを重視しており,紛争下の女性の保護等の分野でUNHCRと引き続き連携したい旨述べました。
2 これに対し,グテーレス高等弁務官から,シリアにおける人道危機の発生等により,UNHCRが保護の対象とする人が急増しているとの説明がありました。また,日本からのUNHCRへの支援に謝意を表した上で,日本の外交政策とUNHCRの政策には多くの共通点があるところ,紛争下の女性の保護の分野を含め様々な分野において更に関係を緊密にしたい旨述べました。
3 このほか,国連組織の改革や国連における邦人職員の活躍等について意見交換が行われました。