報道発表

イラク西部における武力衝突により発生した国内避難民に対する緊急無償資金協力

平成26年2月12日

1 本12日,イラク西部アンバール県ラマーディー市及びファッルージャ市における武力衝突により発生した国内避難民へのテント,救援物資等の配布等の支援のため,我が国政府は,国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じて,180万ドル(約1億4,760万円)の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。

2 アンバール県ラマーディー市及びファッルージャ市では,昨年末から武装勢力とイラク治安機関・国軍との間の武力衝突が発生し,現在も戦闘は継続しています。1月25日時点のUNHCRによる発表によれば,国内避難民の数が約14万人に上っています。

3 我が国は,UNHCRからの要請を踏まえ,また,日本のイラクへの継続的な支援と二国間関係の強化の観点から,国内避難民に対する人道的支援のため,同国に対し今回の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。


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