報道発表
「海外安全対策に係る官民集中セミナー」第4回(最終)会合(概要)
平成25年11月28日
1 本28日,外務省において,「海外安全対策に係る官民集中セミナー」の第4回(最終)会合が開催され,「海外安全対策の総括」をテーマに,中東・北アフリカ地域等で活動する日本企業約50社等の参加を得て,これまで3回に亘る会合の総括として,活発な議論が交わされました。
2 第4回会合では,上村司外務省領事局長による開会の挨拶の後,「アルジェリア事件後の政府の取組」について,岡庭健内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付内閣審議官から政府の取組の全体像について説明があり,その後,参加者と関係省庁の間で個別の取組について質疑応答が行われました。
3 本官民集中セミナーを締めくくる形で,小島俊郎(株)日立製作所リスク対策部長,板橋功公共政策調査会第一研究室長が参加して行われたパネルディスカッションでは,過去3回の会合における議論を踏まえた危険地進出企業の危機管理・安全対策に関する具体的な注意点等を中心に,会場からの質疑応答も交えて活発な議論が交わされました。
【参考】「海外安全対策に係る官民集中セミナー」(概要)
(1)目的
本年1月の在アルジェリア邦人に対するテロ事件の有識者懇談会報告書などで提言された海外における邦人の安全対策のうち「官民連携の強化」を目的として全4回に亘り開催。第1回は7月25日に,第2回は9月26日に,第3回は10月31日にそれぞれ開催された。
(2)実施主体
共催:外務省,内閣官房,警察庁,公安調査庁,経済産業省,国土交通省,防衛省
協力:エンジニアリング協会,海外建設協会,海外邦人安全協会,公共政策調査会,日本機械輸出組合,日本在外企業協会,日本貿易会,キヤノングローバル戦略研究所,日本貿易振興機構