報道発表

日米外相電話会談

平成25年11月18日

 本18日午前7時30分から約30分間,岸田文雄外務大臣は,ジョン・ケリー米国務長官(The Honorable John F. Kerry,Secretary of State of the United States of America)との間で電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 岸田大臣より,ケネディ駐日大使の着任は日本で大変歓迎されており,ケネディ大使と協力して日米同盟の一層の強化に努めたい旨述べました。これに対しケリー長官より,ケネディ大使とは昔から親しくしており,日米両国にとって良い大使となるだろうと述べました。

2 岸田大臣より,先般のイラン訪問について紹介し,核問題についてイラン側に働きかけを行ったこと等を説明しました。これに対してケリー長官より謝意が示されるとともに,近く開始されるイランの核問題に関するジュネーブでの協議の見通しにつき説明がありました。両者は,引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。

3 両者は,フィリピンにおける台風被害に際して,日米両国が連携して支援を行っていることを評価しました。また,両者は,中東和平,シリア情勢等についても意見交換を行いました。

4 両者は,12月初旬のバイデン副大統領の訪日の機会にも幅広い課題について成果が出るよう日米間で議論することで一致しました。


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