報道発表

南スーダン国際平和協力隊の派遣期間延長等

平成25年10月15日

1 本15日,我が国政府は,国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への自衛隊の部隊等の派遣期間を2014年10月31日まで1年間延長することを,閣議において決定しました。今回の決定は,本年7月11日のUNMISSの活動期間を2014年7月15日まで1年間延長するとの国連安全保障理事会決議を受けたものです。

2 また,国連の要請を踏まえ,南スーダンの国づくりに更に貢献するため,自衛隊の活動地域をジュバ及びその周辺に加えて,東西エクアトリア州にも拡大することとしましたが,これに必要な人員及び装備品を増強することなども,閣議において併せて決定しました。

3 南スーダンは,長年の南北スーダン内戦,和平合意の履行,独立を経て,現在,国づくりの重要な時期を迎えています。南スーダンの平和と安定は,アフリカの平和と安定にとり重要です。同国の安定と国づくりに向けた支援は国際社会にとって重要な課題であり,各国が協力して取り組む必要があります。

4 我が国は,国際社会の責任ある一員として,主要国と協調し,南スーダンの平和と安定に引き続き積極的に関与していく考えです。

【参考】自衛隊の国連南スーダン共和国ミッションでの活動
 我が国は,国際平和協力法に基づき,2011年11月からUNMISSへ自衛官を派遣しており,現在,約330名からなる自衛隊の施設部隊が敷地造成や道路の補修等の作業を行っているほか,約20名が現地支援調整所において関係機関との連絡調整業務を、3名が司令部において後方支援,情報,施設業務に関する業務を行っている。


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