
南スーダン国際平和協力隊の派遣延長
平成24年10月16日
- 本16日,我が国政府は,国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への自衛隊の部隊等の派遣期間を2013年10月31日まで1年延長することを,閣議において決定しました。今回の決定は,国連安全保障理事会が,本年7月5日,UNMISSの活動期間を2013年7月15日まで1年延長するとの決定を受けたものです。
- 南スーダンは,長年の南北スーダン内戦,和平合意の履行,独立を経て,現在,国づくりの重要な時期を迎えています。南スーダンの平和と安定は,アフリカの平和と安定にとり重要です。同国の安定と国づくりに向けた支援は国際社会にとって重要な課題であり,各国が協力して取り組む必要があります。
- 我が国は,国連からの要請に応えて,国際平和協力法に基づき,2011年11月からUNMISSへ自衛隊員を派遣しており,現在,326名からなる自衛隊の施設部隊が敷地造成や道路の補修等の作業を行っているほか,25名が現地支援調整所において関係機関との連絡調整業務を、3名が司令部において後方支援,情報,施設業務に関する業務を行っています。
- 我が国は,国際社会の責任ある一員として,主要国と協調し,南スーダンの平和と安定に引き続き積極的に関与していく考えです。