報道発表
日中民間緑化協力委員会第14回会合の結果概要
平成25年7月2日
- 7月2日,日中民間緑化協力委員会第14回会合が外務省において開催され,日本側からは下川眞樹太外務省アジア大洋州局参事官,中国側からは章紅燕(しょう・こうえん)国家林業局国際合作司副司長の他,外務省,林野庁,中国国家林業局,中国外交部及び日中緑化交流基金から関係者が参加しました。
- 会合では,前年度に実施した植林事業のレビュー及び本年度の植林事業の実施方針等についての意見交換が行われ,事業の成果が着実に積み重ねられていることを確認するとともに,今後,砂漠化・黄砂対策により焦点を当てることを含めて効果的にプロジェクトを実施していくことで,日中双方が一致しました。
- 次回会合は,2014年の適当な時期に中国で開催することで一致しました。
(参考)
日中民間緑化協力委員会は2000年より毎年開催されており,中国に対して植林緑化協力を行う日本の民間団体等に資金を助成。また,中国側では,日本の民間団体と連携しつつ,植林を実施するとともに,植林地の保護管理を実施。本事業には,これまで日本側より72の民間団体,中国側より各関係省庁及び29の省・自治区・市における多数の地元住民が参加しており,日中両国民の信頼関係,相互理解の増進に貢献している。