報道発表
日・エクアドル外相テレビ会談
令和4年6月23日
6月23日、午前9時10分から約25分間、林芳正外務大臣は、フアン・カルロス・オルギン・マルドナド・エクアドル共和国外務・移民大臣(H.E. Mr. Juan Carlos Holguín Maldonado, Minister of Foreign Affairs and Human Mobility of the Republic of Ecuador)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 林大臣から、日本とエクアドルは太平洋に面する隣国として、長年に亘る友好関係と基本的価値を共有するパートナーであり、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた連携を広げていきたい旨述べました。これに対しオルギン外相から、日本との関係を重視しており、両国の関係を一層進展させたい旨述べました。
- 両外相は、経済関係の強化を含め、良好な二国間の協力を一層推進していくことで一致しました。また、オルギン大臣は、日本の新型コロナ対策支援に謝意を表明するとともに、これまでの日本の様々な協力はエクアドルの発展に大きく貢献しており、心から感謝している旨述べました。
- 両外相は、今回のロシアによるウクライナ侵略を非難し、力による一方的な現状変更は国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態であり、緊密に連携して対処していく必要があるとの認識で一致しました。
- また、林大臣は、安保理を含む国連全体の改革と機能強化に向け、明年から日本と共に安保理非常任理事国を務めるエクアドルと、安保理の内外で緊密に連携したい旨述べ、両外相は協力していくことを確認しました。
- 両大臣は、拉致問題を始めとする北朝鮮への対応を含む東アジアの地域情勢についても意見交換し、引き続き連携して対応していくことを確認しました。