報道発表
日米安全保障高級事務レベル協議(SSC)の実施
令和4年3月11日
3月11日、東京において市川恵一外務省北米局長と増田和夫防衛省防衛政策局長は、訪日中のクリテンブリンク米国務次官補(Ambassador Daniel J. Kritenbrink, Assistant Secretary of State)及びラトナー米国防次官補(Dr. Ely S. Ratner, Assistant Secretary of Defense)との間で日米安全保障高級事務レベル協議(Security Subcommittee: SSC)を実施しました。
本件協議では、本年1月の日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)での議論を踏まえ、インド太平洋地域の安全保障環境やロシアによるウクライナ侵略を含む国際社会の諸課題、そして日米間の具体的な安全保障・防衛協力について意見交換を行い、「自由で開かれたインド太平洋」を推進し、日米同盟の抑止力・対処力を高め、かつてなく強固な日米同盟を一層強化していくために引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
双方はまた、ちょうど11年前に発生した東日本大震災で失われた幾多の命を追悼し、「トモダチ作戦」でも示された日米の強固な連帯を再確認しました。