報道発表

国連和平調停(mediation)フレンズ・グループ閣僚級会合の開催

令和4年2月3日
上杉謙太郎外務大臣政務官
国連和平調停(mediation)フレンズ・グループ閣僚級会合

 2月2日、午後11時から約1時間半、国連和平調停(mediation)フレンズ・グループ閣僚級会合(テレビ会議形式)が開催され、日本からは上杉謙太郎外務大臣政務官が出席したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上杉政務官から、国連での事務総長、特別代表及び特使による精力的な和平調停・周旋(good offices)の取組を支持するとともに、和平調停についての議論が包摂性と長期的な視点についての意識をより高める形で進んできたことを評価する旨述べました。また、日本の取組についても紹介しつつ、平和を持続させるとの観点から、和平調停を含め貢献していく考えである旨述べました。
  2. 本会合には、同フレンズ・グループの共同議長を務めるペッカ・ハーヴィスト・フィンランド共和国外務大臣(H.E. Mr. Pekka HAAVISTO, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Finland)及びメヴリュット・チャヴシュオール・トルコ共和国外務大臣(H.E. Mr. Mevlüt ÇAVUŞOĞLU, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Turkey)のほか、ローズマリー・ディカルロ国連政務・平和構築局長(H.E. Ms. Rosemary DICARLO, UN Under-Secretary-General for Political and Peacebuilding Affairs)、同フレンズ・グループのメンバーである各国・機関の外務大臣等も出席しました。
  3. 本会合においては、平和を持続させるためには女性の参画や現地のオーナーシップも重要であるとの認識の下、和平調停を促進させるための取組や、現在の世界情勢を踏まえた紛争の平和的解決における国連の役割等について意見が交わされました。
(参考2)国連和平調停(mediation)フレンズ・グループ

 国連内外における和平調停の活動に対して政治的支援を与えることを主な目的として、2010年に設立されたグループ。現在は、日本を含む53の国と8の機関により構成されている。

報道発表へ戻る