報道発表

日・イスラエル外相電話会談

令和4年1月14日

 1月14日、午後4時35分から15分間、林芳正外務大臣は、ヤイール・ラピード・イスラエル国首相代理兼外務大臣(H.E. Mr. Yair LAPID, Alternate Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the State of Israel)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ラピード外務大臣から林外務大臣の就任に祝意を表し、双方は、今年の外交関係樹立70周年を契機として、二国間関係を一層発展させるべく協力していくことで一致しました。
  2. 中東和平問題に関し、林大臣から、「二国家解決」を支持する日本の立場を改めて伝えた上で、ガザ地区に対する「安全保障のための経済」プランを含め、ラピード大臣がパレスチナ側との関与を積極的に進める姿勢を示していることを評価し、その進捗に注目している旨述べるとともに、イスラエル・パレスチナ双方による信頼醸成措置が、地域の緊張緩和及び安定化に繋がることへの期待を述べました。
  3. また、林大臣から、「平和と繁栄の回廊」構想をはじめとする、我が国の対パレスチナ支援事業に対する理解と協力を求めたのに対し、ラピード大臣から日本の支援を評価しており、引き続き協力していきたいとの意向が示されました。
  4. 双方は、様々な分野における二国間協力について率直な意見交換を行い、今後も緊密に連携していくことで一致しました。

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