報道発表

COVAXファシリティを通じたキリバス共和国に対する新型コロナウイルス・ワクチンの供与

令和3年8月20日
  1. キリバス共和国における新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、日本からの支援の一環として、日本国内で製造したワクチン約6万回分をCOVAXファシリティを通じて供与します。これらのワクチンは、8月21日にキリバス共和国に到着する予定です。
  2. 我が国は、本年7月2日に開催した第9回太平洋・島サミットにおいて、太平洋島嶼国に対し、年内に合計300万回分を目処として、COVAX等を通じてワクチンを供与する意図を表明しており、この供与はその一環として行われるものです。我が国は、新型コロナの一日も早い収束に向けて、引き続き関係国や国際機関と連携して様々な支援を実施していく考えです。
  3. キリバス共和国は、日本にとって太平洋で結ばれた友人であり、また、国際社会における重要なパートナーです。今後もキリバス共和国における新型コロナの感染拡大の防止のために必要な支援を行う考えです。
(参考1)キリバス共和国の感染状況

 8月19日現在、キリバス共和国における新型コロナ感染者は確認されていない。

(参考2)第9回太平洋・島サミット

 7月2日、テレビ会議方式により、菅総理とナタノ・ツバル首相の共同議長の下、第9回太平洋・島サミット(The Ninth Pacific Islands Leaders Meeting: PALM9)が開催され、日本、島嶼14か国(ツバル、クック諸島、フィジー、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、ニウエ、パラオ、パプアニューギニア、サモア、ソロモン、トンガ、バヌアツ)、豪州、ニュージーランドに加え、ニューカレドニア及び仏領ポリネシアの2地域を含む19か国・地域の首脳等が参加した。
PALM9において、我が国は、新型コロナ対策について、ワクチン接種に必要なコールドチェーン整備のための機材の供与・技術協力のほか、太平洋島嶼国に対し、年内に合計300万回分を目処として、7月中旬以降に、COVAX等を通じてワクチンを供与することを表明した。 


報道発表へ戻る