報道発表
外務省と核兵器廃絶日本NGO市民連絡会との意見交換会の開催
令和3年2月4日
2月4日、外務省において、核軍縮に関する外務省とNGOとの意見交換会がオンラインで開催されました。外務省側から國場幸之助外務大臣政務官他、NGO側から川崎哲ピースボート共同代表等23名が参加しました。概要は以下のとおりです。
- 冒頭、田中熙巳・日本原水爆被害者団体協議会代表委員から、國場政務官に対し、日本の核軍縮・不拡散政策に対する要請・質問書が読み上げられました。
- 國場政務官から、核兵器のない世界を目指していく上で、市民社会の意見は極めて重要であり、我が国は、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組をリードしていく責任がある旨述べるとともに、広島・長崎の被爆者の方々の長年にわたる努力に改めて敬意を表したい旨述べました。また、國場政務官は、核兵器禁止条約が目指す核廃絶というゴールは共有しており、引き続き、立場の異なる国々の橋渡しに努め、核軍縮の進展に向けた国際的な議論に積極的に貢献していく考えである旨述べました。
- これに対し、NGO側から、我が国の核軍縮・不拡散政策等について様々な意見や質問が出され、活発な意見交換が行われました。