報道発表
ミサイル技術管理レジームの創設30周年
平成29年4月17日
- 4月16日,ミサイル技術管理レジーム(MTCR)は創設30周年を迎えました。
- MTCRは,創設以来,大量破壊兵器の運搬手段となるミサイル及び関連資機材・技術の拡散防止のために重要な役割を果たしてきました。我が国は,これまでMTCRの議長国を2度務めるなど,その活動に積極的に参加してきました。
- 北朝鮮による弾道ミサイル発射が新たな段階の脅威をもたらす中,我が国としては,今後とも,MTCRにおけるミサイル技術拡散防止のための取組の強化に貢献していく考えです。
- 大量破壊兵器の運搬能力を有するミサイルの拡散を防止するとの目的を共有する諸国による,各国の輸出管理の取組を調整するための自発的なレジーム。参加国は,ミサイル及び関連汎用品・技術に関して合意されたリストの品目について,MTCRガイドラインに従った輸出管理を実施している。
- 1987年に我が国を含むG7各国によって創設され,現在では35か国が参加している。