報道発表

ビル・ゲイツ共同議長による岸田外務大臣表敬

平成27年12月17日

英語版 (English)

  1. 本17日午前9時55分から約15分間,岸田文雄外務大臣はビル・ゲイツ・ビル&メリンダ・ゲイツ財団(ゲイツ財団)共同議長(Mr. William (Bill) Henry Gates III,Co-Chair of the Bill & Melinda Gates Foundation)の表敬を受けたところ,概要は以下の通りです。

    1 岸田大臣から,日本は来年,G7議長国を務め,TICAD VIもアフリカで初開催する,これらの機会を通じ,公衆衛生危機対応及びユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を推進し,保健システムの強化に積極的に貢献したい,ビル&メリンダ・ゲイツ財団と緊密に連携したい旨を述べました。

    2 これに対してビル・ゲイツ共同議長は,日本がG7伊勢志摩サミットで保健分野を主な議題とすることを評価しており,保健分野での日本のリーダシップに期待していると述べました。さらに,日本のリーダーシップを示す取組として,特に世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)に言及し,現行増資期間(2014-2016年)における日本の然るべき資金貢献と,G7議長国として,来年予定されている第5次増資会合での力強いコミットメントを期待する旨述べました。また,グローバルヘルス技術振興基金(GHIT)について,日本政府の継続的な貢献を期待する旨述べました。

    3 岸田大臣からは,ゲイツ財団によるグローバルファンドへの貢献を評価している,厳しい財政事情はあるが,相応の貢献をしていきたい,GHITについても前向きに検討したいと述べました。

    4 また,岸田大臣から,ポリオ根絶や顧みられない熱帯病(NTDs)対策のため,日本とゲイツ財団との間で革新的な官民連携が進んでいることを評価しており,今後とも新たな官民連携の方途を同財団との間で探っていきたい旨述べました。

    参考
    1 持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)
    2001年に策定されたミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)の後継として国連で定められた,2016年から2030年までの国際目標。MDGsの残された課題(例:保健,教育)や新たに顕在化した課題(例:環境,格差拡大)に対応すべく,新たに17ゴール・169ターゲットからなる持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を策定。7回に及ぶ政府間交渉を経て,本年8月に実質合意,本年9月の国連総会の際に採択された。

    2 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)
    世界中の全ての人が生涯を通じて必要な時に基礎的な保健サービスを負担可能な費用で受けられること。

    3 グローバルヘルス技術振興基金(GHIT)
    開発途上国を中心に蔓延する顧みられない熱帯病(NTDs)等については,先進国において需要が少ない等の理由から治療薬等の開発が十分になされていない。このため,これらNTDs等の治療薬・ワクチン・診断薬の研究開発を支援する官民パートナーシップとして,2013年,日本国政府,ビル・ゲイツ・ビル&メリンダ・ゲイツ財団,我が国製薬企業の協力によりGHITが設立された。

このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る