報道発表

パレスチナ自治区に対する国連世界食糧計画を通じた無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換

平成27年10月7日
1 本7日(現地時間同日),パレスチナ自治区の首都機能が置かれているラマッラにおいて,我が方大久保武パレスチナ関係担当大使兼パレスチナ暫定自治政府日本国政府代表と先方ダニエラ・オーウェン国連世界食糧計画(WFP)西岸・ガザ事務所代表(Ms. Daniela Owen, WFP Representative and Country Director for the occupied Palestinian Territory)との間で,同国に対するWFPを通じた食糧援助として,総額4億4,000万円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

2 パレスチナ自治区では,長年の紛争により,食糧不足は深刻化しており,年々悪化する傾向にあります。特に,ガザ地域における食糧不足は深刻です。

3 このような状況の中,WFPから我が国に対し食糧援助の要請があり,我が国は,同自治区が食糧不足に直面している状況に鑑み,飢餓の軽減,栄養状態の改善等を目的として食糧援助を実施するものです。

4 なお,本件支援は,本年9月に第70回国連総会出席のためニューヨークを訪問した岸田外務大臣が,中東和平カルテット会合において表明を行った総額約1,200万ドルのパレスチナ支援の一部です。

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