報道発表

フリーダム・オンライン「連合(Coalition)」への参加

平成26年4月30日

1 4月25日,我が国はフリーダム・オンライン「連合」のメンバー国となりました。

2 4月28日及び29日(現地時間同日),エストニア共和国の首都タリンにおいて,フリーダム・オンライン会合が開催され,メンバー国となった我が国を代表して,新美潤総合外交政策局審議官兼サイバー政策担当大使兼国連担当大使が出席しました。

3 この会合は,オンラインにおいても表現の自由やその他の基本的人権は保障されるべきとの観点から議論を行うため,フリーダム・オンライン「連合」メンバー国が中心となり開催されたものです。

4 我が国は,インターネットの恩恵を世界の人々が享受できるようにし,ネット上でも自由と人権を確保するため,他の「連合」メンバー国と協調しつつ,取り組んでいく考えです。

【参考】フリーダム・オンライン会合概要

(1)アラブの春を始めとする世界情勢を考慮しつつ,オンライン上においても表現の自由やその他の基本的人権は保障されるべきとの観点から,オランダが米国とも緊密に協力の上イニシアティブを取って開始したフォーラム(英語名は,「Freedom Online」)。

(2)これまで,2011年12月第1回会合(於:オランダ),2012年9月第2回会合(於:ケニア),2013年6月第3回会合(於:チュニジア),2014年4月第4回会合(於:エストニア)が開催された。

(3)第1回会合後,オランダ外務省HP上に発表された,インターネット上の表現の自由に関する共同宣言(Joint Action for Free Expression on the Internet)をエンドースした国が,宣言の中で規定されている「連合(Coalition)」に参加している。

(4)2014年4月現在の「連合」参加国は,オーストリア,カナダ,コスタリカ,チェコ,フィンランド,フランス,エストニア,ガーナ,アイルランド,ケニア,ラトビア,モルディブ,メキシコ,モンゴル,オランダ,スウェーデン,チュニジア,英国,米国,グルジア,独,モルドバ,日本(計23か国)。


報道発表へ戻る