報道発表

岸田外務大臣とロベルト・アゼベドWTO事務局長とのワーキング・ディナー

平成26年5月20日
(写真)
本20日(火曜日)18時45分から約1時間半,岸田文雄外務大臣は,外務省賓客として来日中のロベルト・アゼベド世界貿易機関(WTO)事務局長(H.E. Mr. Roberto Azevedo, Director-General, WTO)とワーキング・ディナーを行ったところ,概要は以下のとおりです。
1.
冒頭,岸田大臣より,昨年12月の「バリ合意」妥結に際してのアゼベド事務局長のリーダーシップを高く評価する旨述べました。また,我が国はWTOを中心とした多角的貿易体制の重要性を強く認識し,近年世界的に保護主義傾向が強まる中,紛争解決等を通じた保護主義抑止のためWTOの役割は重要である旨発言しました。
これに対してアゼベド事務局長より,WTOに対する日本の貢献,特にバリ合意の妥結に際しての日本のサポートに深く感謝している旨述べました。また,保護主義抑止については,紛争解決手続の重要性はもちろんだが,ドーハ・ラウンド交渉(DDA)の進展自体が保護主義抑止のための規律強化につながっていく旨発言しました。
2.
岸田大臣より,「バリ合意」の着実な実施,特に「貿易円滑化協定」の早期発効・実施は最重要課題であり,このための途上国の支援についても,日本の知見を生かして貢献していきたい旨発言しました。また,DDAの成功に向け,残された課題に関する作業計画策定にも貢献したい旨述べました。
 これに対してアゼベド事務局長より,DDAの妥結に向け,夏までに各国とより具体的かつ詳細な議論を深め,本年末までに作業計画を策定すべく取り組んでいく旨発言しました。
3.
これらの話題の他,我が国の農政改革を含めたアベノミクス等についても議論が行われました。

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