報道発表
日米韓外相電話会談
令和5年11月25日
11月25日、午前0時頃から約20分間、上川陽子外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)及び朴振韓国外交部長官(H.E. Dr. Park Jin, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Korea)との間で、日米韓外相電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 三者は、21日の北朝鮮による発射は、衛星の打ち上げを目的とするものであったとしても、北朝鮮による弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も禁止している、関連する国連安保理決議の明白な違反であるとして、これを強く非難しました。その上で、北朝鮮が前例のない頻度と新たな態様で弾道ミサイル等の発射を行っていることは、地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識を改めて共有しました。
- 三者は、14日の日米韓外相会合で確認されたとおり、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力強化、安保理における対応や同志国との協力を含む国際連携等について、引き続き、日米、日韓、日米韓で緊密に連携することを再確認しました。
- また、三者は、この機会にイスラエル・パレスチナ情勢についても意見交換を行い、中東情勢についても日米韓で連携していくことで一致しました。