報道発表

北朝鮮に関する日米韓電話協議

令和4年12月31日

 12月31日、午前11時30分頃から約20分間、同日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、北朝鮮に関する日米韓電話協議が実施されました。同電話協議には、船越健裕アジア大洋州局長、ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表、金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長が参加しました。

  1. 三者は、本31日の弾道ミサイル発射を含め、北朝鮮が今年過去最多の数の弾道ミサイルを発射したことを強く非難し、こうした前例のない頻度と態様での弾道ミサイル等の発射は、地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、且つ、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識を改めて共有しました。
  2. その上で、最新の北朝鮮情勢を含め、本年の北朝鮮の動向について意見交換を行うとともに、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力強化や同志国との協力を含む国際連携等について、引き続き日米、日韓、日米韓で緊密に連携することを再確認しました。また、船越局長から、日本は来年1月から安保理の理事国として、北朝鮮への対応を含め、安保理が本来の責任を果たすよう積極的に貢献していく考えを伝え、安保理における対応においても日米韓で一層緊密に連携することで一致しました。

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