報道発表
茂木外務大臣とタイ米国通商代表との電話会談
令和3年5月19日
5月19日、午後8時30分から約45分間、茂木敏充外務大臣は、キャサリン・タイ米国通商代表(H.E.Ambassador Katherine C. Tai, United States Trade Representative)と、新型コロナ感染症ワクチンの知的財産権保護に関する意見交換のため、電話会談を行いました。概要は以下のとおりです。
- 冒頭、タイ通商代表から、米国政府が5月5日に発表した、新型コロナ感染症ワクチンに係る知的財産権保護の免除についての考え方の説明がありました。
- 茂木大臣からは、日本としても、ワクチンの国際的な生産拡大と公平なアクセス確保を迅速に実現させることを重視していることを強調し、WTOを中心とする国際的な議論に建設的に関与していくとともに、COVAXファシリティへの貢献といった取組を進めていく考えを伝えました。
- 茂木大臣とタイ通商代表は、今後ともワクチンに関する国際的な取組について、緊密に連携していくことを確認しました。