報道発表
三次国連食糧農業機関林業局長による阿部外務副大臣表敬
平成30年11月7日

本7日午後5時30分から約40分間,阿部俊子外務副大臣は,三次啓都国連食糧農業機関(FAO)林業局長による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 阿部副大臣から,日本政府は,世界の食料安全保障に大きな役割を果たすFAOとの間で,一層の関係強化に取り組んでいる旨述べました。また,FAOの邦人職員の中で最高位のポストを務める三次林業局長がFAOにおける日本のプレゼンスの発揮に大いに貢献されていることに敬意を示し,引き続き日本政府との間での緊密な連携をお願いしたい旨述べました。
- これに対し,三次林業局長から,日本からのFAOへの支援に感謝の意を表明するとともに,世界の飢餓人口が増加する中で,日本との協力はこれまで以上に重要であり,今後も協力強化を図っていきたい旨述べました。
[参考1]三次啓都国連食糧農業機関(FAO)林業局長
国際協力機構(JICA)を経て2017年6月からFAO林業局長に就任。FAOの森林部門の統括に従事している。
[参考2]FAO概要
1945年に設立された食料・農林水産分野の国連専門機関(事務局本部はローマ)。加盟は194加盟国(我が国は1951年に加盟),2準加盟国及び欧州連合(EU)。世界経済の発展及び人類の飢餓からの解放を目的とし,農林水産分野の国際的ルールの策定,世界の食料・農林水産物に関する情報収集・伝達・分析・統計資料の作成,国際的な協議の場の提供,開発途上国に対する技術助言・技術協力等を実施。