報道発表
岡本外務大臣政務官の広島出張
平成29年11月17日
- 11月26日及び28日から29日まで,岡本三成外務大臣政務官は,広島市に出張し,軍縮関連会合に出席する予定です。
- 26日,岡本政務官は,広島市内で開催される「第3回ユース非核特使フォーラム」参加者との懇親会を主催します。
- また,26日及び28日,岡本政務官は,「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」出席者との夕食会を主催します。
- さらに,29日,岡本政務官は,広島市で開催される第27回国連軍縮会議開会セッションに出席し,開会の挨拶を行う予定です。
[参考1]ユース非核特使フォーラム
被爆者の高齢化が更に進み,「非核特使」として活躍し得る被爆者自体の減少も進んでおり,被爆の実相を国際社会及び将来に伝えるとの基本政策を今後とも効果的に継続するためには,「非核特使」制度を次世代(若者)へ継承していくことが必要であることから,2013年6月に「ユース非核特使」を創設。これまで,23件246名に委嘱。2016年3月,ユース非核特使経験者が100名を超えたことを踏まえ,G7広島外相会合プレイベントとして第1回フォーラムを広島市で開催。第2回フォーラムは,同年12月に長崎市で開催。
[参考2]核軍縮の実質的な進展のための賢人会議
国際的安保環境の悪化,及び核軍縮の進め方をめぐる核兵器国及び非核兵器国間,さらには非核兵器国間での意見の対立が顕在化している現状を踏まえて,核軍縮の進展に向けて様々なアプローチを有する国々の信頼関係を再構築し,各国の協力と協調の下で取り組むべき「核兵器のない世界」に向けた現実的かつ実践的な道筋の進展に資する提言を得て,来年春のNPT運用検討会議第2回準備委員会に提出する。本件会議は,日本人座長及び委員6名の他,核兵器国,中道国,核禁推進国の有識者10名,合計16名から構成。
[参考3]国連軍縮会議
この会議は,国連が主催し,地方自治体及び外務省が協力して開催する会議であり,国連総会やジュネーブ軍縮会議など政府代表で構成される通常の軍縮会議と異なり,決議等を通じて各国政府が自国の立場や政策についてのやアピールを行う会議ではなく,世界各国から政府高官や軍縮問題専門家等が個人の立場で参加し,テーマに沿った討議を行う会議となっている。