報道発表

日メコン古都シンポジウムの開催

平成22年6月24日
(写真)日メコン古都シンポジウムの開催 (写真)日メコン古都シンポジウムの開催 (写真)日メコン古都シンポジウムの開催






  1. 6月22日(火曜日),奈良市において,外務省主催で「日メコン古都シンポジウム」を開催しました。
  2. 本シンポジウムには,日本とメコン地域5か国(カンボジア,タイ,ベトナム,ミャンマー及びラオス)の古都・文化遺産保護関係者(注)がパネリストとして出席し,日本とメコン地域各国における文化遺産保護の重要性及び具体的な取組,並びにメコン地域諸国の経済発展のための観光資源・財産としていかに文化遺産を活用していくか等につき,活発な意見交換が行われました。また,本シンポジウムには,藤村修外務副大臣,荒井正吾奈良県知事のほか,21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)で訪日中のメコン地域諸国の文化遺産保護・観光開発関係青少年49名も出席し,JENESYSの参加者からは地域住民参画型の文化遺産保護や観光開発等についての質問が積極的になされました。

    (注)
    出席パネリスト
    カンボジア: スー・ピルン・シアムリアップ州知事
    タイ: ウィッタヤー・タイ・アユタヤ県知事
    ベトナム: グエン・ヴァン・ソン・ハノイ・コーロア遺跡保存センター所長
    ミャンマー: チョウ・ウ・ルイン考古学・国立博物館・図書館局長
    ラオス: ソンバット・首都ビエンチャン市長
    日本: 上野邦一奈良女子大学名誉教授,宗田好史京都府立大学准教授,加藤英一東海大学教授,廣野隆信奈良県文化観光局長
  3. 本シンポジウムの結果は,今後開催される予定の日メコン外相会議や日メコン首脳会議に報告され,今後の文化遺産保護・観光分野における日メコン協力のあり方を検討していく上でのべースとして活用する予定です。

(参考)日メコン行動計画63(抜粋)
「10.1日本は,奈良市において日本及びメコン地域諸国の古都の代表が出席するシンポジウムを開催し,文化遺産保護の重要性を再確認するとともに,日本及びメコン地域諸国における文化遺産を経済発展及び観光のためにどのように利用できるかについて意見交換を行う。」
※メコン地域諸国:カンボジアラオスミャンマーベトナムタイ

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